ログハウスQ&A

長年ログハウスに住んでいる新堀が、簡潔にわかりやすくお答えいたします。

質問と回答

Q1「夏は涼しい」というのは本当ですか?
A

本当です。木が室内の湿度を調整してくれるので、クーラーを使わなくても涼しく感じられます。ただ、暑がりの人の場合はエアコンが必要になるでしょう。もちろんログハウスにはエアコンを設置することもできますので、ご要望の方はお気軽にお申し付けください。
※暖かい空気は上へ移動する性質があり、また2階は屋根の下になるため、1階に比べると暑くなってしまいます。2階の天井断熱をしっかりと行うことが大切です。

Q2「冬は暖かい」というのは本当ですか?
A

ログハウスとはいえ、暖房機器がなくては暖かくなりません。それは普通の家と一緒です。ただ、太い木だけで作られているログハウスでは、室内を暖めることでログ材が温まり、保温効果が発揮されます。さらに視覚効果による木の温かみが、より温もりを感じさせてくれるでしょう。
※ログハウスでも床や天井は普通の家と同じ構造ですので、床や天井の断熱をしっかりする必要があります。また、こういった施工は完成したログハウスからはわかりにくいもの。安いからといって飛びつくと、冬は足元が寒く、夏は2階が暑いログハウスだった、などという落とし穴もありますので注意が必要です。

Q3暖房はどうしているのですか?
A

暖房には薪ストーブを使われる方が圧倒的に多いですね。ただ、住宅地の場合は煙が嫌われるので、薪ストーブは難しいでしょう。住宅地では、ペレット・ストーブや蓄熱式暖房機を使われる方が多いです。また、石油ストーブはせっかくの木の匂いが失われますので、使っている方はほとんどいません。

Q4「地震に強い」というのは本当ですか?
A

本当です。普通の家は柱を立てて建てるため、地震による振動などで横に傾いてしまいます。しかし、ログハウスは最初から横にして組み立てていくので、倒れる心配はゼロ!井に組まれたログは、地震にとても強い構造だといえます。

Q5木でできているので、火事には弱いのでは?
A

当然、普通ならそう考えますよね。ですが、キャンプファイヤーを思い出してみてください。ちょっと大きめの丸太を入れても、簡単には火が付きません。また、周りが焦げても芯まで燃えることはなかなかありませんよね。そう、そこが肝心なのです!“焦げるだけで、なかなか火が付かない!”普通の家は火のまわりが早く、柱が燃え崩れて逃げ道がなくなってしまいますが、ログハウスは焦げるだけ。柱が崩れることもありません。

Q6メンテナンスは大変ですか?
A

確かに大変かもしれません。でも、それは自分でやるからです。ログハウスの場合のメンテナンスとは、主に外壁の再塗装です。普通の家でも外壁の再塗装はしますよね。ただ、普通の家だと自分ではやらない、というかできません。ログハウスの場合は自分でもできてしまうので、“メンテナンスは大変”ということになるのです。しかし、自分でやれば経費削減にもなる再塗装のメンテナンスは、ログライフの楽しみのひとつでもありますよ。

Q7ログハウスは何年もちますか?
A

これは最も困る質問です。なぜなら、建っている場所や環境、状態などによって異なってくるからです。例えば、メンテナンスも何もしていないログハウスが100年もつということはありません。しっかりメンテナンスを行い、ログハウスを愛してあげれば、孫の代まで十分もつと思いますよ。

Q8結露はしませんか?窓はどうなっていますか?
A

結露はしません(浴室は湯気によって結露します)。窓は木製の2重ガラス窓になっています。
当社では、施主様にご協力いただいて、完成したログハウスの見学会を開いております。外観だけでなく、室内の様子もご覧いただけますので、ぜひお気軽にお申し込みください。

Q9ログハウスの価格は高いですか?
A

高いです。ログハウスはこだわりを持って建てられる個性的で特別な家。ムク材の床や高断熱、木製の窓などが標準装備されているオーダーメイドの家ともいえます。こういったこだわりを実現するとしたら、普通の家に置き換えてみた場合でも同じように高額になるでしょう。
中には安いログハウスも存在しますが、ログ壁や断熱材が薄かったり、床材に合板を使っていたり、アルミのサッシだったりと、安心して長く住めるログハウスとはいえません。

Q10セルフビルドで、自分で建ててみたいのですが…。
A

セルフビルドには色々な問題があります。難関を突破するにはそれなりの覚悟が必要です。
特に「お金がないから自分で建てる!」とお考えの方、実はこれが1番難しいのです。いつ終わるかわからない工事に、責任のない建物…。それに融資する人はいないでしょう。また、建築確認許可も取れない可能性があります。それでも自分で建てたいのであれば、融資は諦めて自己資金で頑張るのが得策です。また、素人が建てた建物の場合は、後に売買するときに評価はありませんのでご注意を!

Q11ハーフビルドに挑戦したいのですが…。
A

当社ではハーフビルドのプランをご用意しております。「全部は無理だけど、一部でも自分でやってみたい!」「もう少し減額したい!」という方にお勧めです。融資が受けられるところ(完了検査)まで当社が施工し、そのほかのことを自分たちでやってみる!というのがハーフビルド。経験すればメンテナンス時にも役立つ塗装作業が人気です。そのほか、壁の板を貼ったり、床を貼ったり、知り合いにもらったキッチンをつけたりと自由にできますよ。

Q12ログハウスは収納が少ないと聞いたのですが…。
A

収納が少ないのではありません。ログ壁がもったいないから作らない人が多いのです。ログハウスをプランニングするときに、「大きなリビング・ダイニングで、対面キッチンで…」など、皆様のご要望をすべて聞いていくと大豪邸になってしまいます。現実的にはすべてを実現することはできませんので、優先順位や工夫が必要です。
プランニング次第で、ログハウスにも沢山の収納ができますのでご安心ください。

Q13「バリアフリー」や「オール電化」「太陽光発電」などには対応できますか?
A

はい、当社の基本設計はすべて「バリアフリー」です。お子様からご高齢の方まで、安心してお住まいいただけます。また、近年ご要望が増加している「オール電化」や「太陽光発電」についても対応が可能です。現在、当社で建てたログハウスの50%がオール電化仕様となっております。太陽光発電は、当社でもお取り扱いしておりますが、まだまだお客様の自己負担が多いというのが現状です。わからないことやご質問などがございましたら、お気軽にご相談ください。

Q14土間にテラコッタのタイルを敷きたいのですが、可能ですか?
A

もちろん可能です。ログハウスだからといって、すべて木で作る必要はありません。
ログハウスには、タイルはもちろん、レンガや白い壁も似合います。お客様のご要望をしっかりお伺いして、ご満足いただける素敵なログハウスをお作りいたします。どのようなことも、ぜひお気軽にご相談ください。

Q15ユニットバスはどのメーカーでも対応できますか?
A

はい、自由に選んでいただけます。お風呂だけでなく、キッチン、洗面台、トイレに至るまで、すべてどのメーカーを選んでいただいても結構です。ただ、メーカーやシリーズによって値引率が異なりますので、詳しくはお問い合わせください。

Q16ユニットバス以外のお風呂には対応してもらえませんか?
A

ご希望いただければ、ユニットバス以外でも対応いたします。せっかくのこだわったログハウスなのに、味気のないユニットバスではがっかりですよね。そんな方には、ヒノキの浴槽などで作るハンドメイドのお風呂もご用意しております!高級感が違います。

Q17薪ストーブも選べますか?
A

もちろん、お選びいただけます。ヨツール、バーモンドキャスティングス、ダッチウエストなど…お好きなメーカーでどうぞ。我が家でも薪ストーブを使った生活をしておりますので、生の声をお聞かせすることができますよ!ご要望があれば、デザインや性能なども含めてご相談に応じますので、お気軽にお声がけください。